今もいつかは思い出に

統合失調症の30代女性が楽しくお送りする日常ブログ

Harrod's のPenhaligon's にBespokeに行った話

お疲れ様です、お元気ですか?

今年のゴールデンウィークに、ロンドンに1泊3日の弾丸旅行で行ってまいりました!

その時の旅行保険に入った話はおいおいするとして、一番印象に残っている、ハロッズの最上階で行われているという、香水のオーダーメイドの話をしたいと思います。

その時のロンドン訪問の目的は、事件簿アニメの聖地巡礼をして、エルメロイII世の住んでいるという、ドルイドストリード近辺や、アニメに出てきたカフェなどにいきたかったのと、事件簿アニメ制作当時、工事中で見られなかったという、ビッグベンを背景に、彼のでかいアクリルスタンドを握りしめて、写真を撮ることでした。

概ね達成できたのですが、唯一敗北感があるのが、ここのハロッズのビスポーク。

ハロッズの6階はほとんど人がおらず、来てもすぐ引き返すような雰囲気でした。

そんな中、極東から参った小娘の突撃!

 

 

1階のコスメコーナーで友人へのお土産を買った時に、店員さんに

「自分へのお土産は買わないの?」と聞かれたので、

「6階で買おうと思っているんです」と答えたところ、WOOOOOOW!!!という、ただならぬリアクションに、最初違和感を覚えたのですが、とにかく突撃してみました。

推しブランドであるところの、ペンハリガンのブース(というか小部屋)には、一人の布を被った女性がいました。

「すみません、こちらで香水のオーダーメイドをお願いしたいのですが」と言ったところ、「ごめんなさい、担当のものがお昼で席を外しています。あと1時間待っていただけますか?」と言われたところ、外にいたスーツのスタッフさんが「中のソファで待って貰えばいいじゃないか」とフォローに入っていただく!

しかし、その女性は少しためらった表情だったので、私は「わかりました、また来ます」と言って、ハロッズの下の階をうろうろすることに。

そこで偶然、下の方で6階への行き方を聞いた店員さんが「6階はどうだった?」と声をかけてくれました。(離れていたのによくわかったな。。。)

私は「無事着けました。担当者を待つために下の方で色々みようと思ってます」と返したところ、彼は複雑そうな表情で「頑張ってね、それから楽しんでね」と言ってくれました。

さて、1時間後。

再び6階に赴くと、なんと、長身のブロンドの気怠げな爆美女がいるではないか!

日本で習う、一般的な英語の初対面の挨拶をした後が問題でした。

どのようなものにしますか?という彼女の質問に対して、「リリーオブザバレーみたいなのが好きで...」と言ったところで遮られ、

それは今は在庫切れだけど、いずれ復旧するから、それが好きならそれを買って

と言われた!

私はそれから、「それをもっと大人向けにアップデートしてほしい」というようなことを言いたかったのですが、完全に爆美女のペースに飲み込まれてしまいました。

その流れで、渋々と言った感じで、bespokeで使うという香水のムエットを渡され、

「ここのは香りが強いの。ムエットになんて書いてある?『ペンハリガン』、それが私たちのブランド」

と言われたではないか!ただ圧倒される小娘こと私!脳内には大逆転裁判夏目漱石さんが、謎ポーズで「大!英!帝!国!」と踊っているのが再生された。

私は、はー、なんかしらんが断られてるっぽい、とようやく気づき、最初に案内してくれた女性おすすめのコンスタンスを購入、ありがとうございました、と言って6階のフロアを後にしました。

 

これは後で知ったのですが、一般的にビスポークと名のつくオーダーメイドは一回あたり100万とかするそうで(苦笑)、まあ、断られ方が鮮やかだったわ〜!!!!と、割とポジティブな感じで捉えています。

 

コロナもだいぶ落ち着いていますし、これからロンドンに行く方は、ハロッズの6階、覗くだけでも楽しいのではないでしょうか??^^

 

余談:高校1年の時に、学校でイギリスに語学研修を受ける機会があり、ホームステイなどさせてもらったのですが、もう当時から母からの当たりが強くなってきており、脳がおかしくなっていたようで、自由に喋ることができなかったのが今になって悔しくなってきたので、今回は後悔しないよう、たくさん英語喋った。冠詞は誤魔化しても気づかれないけど、lとrの発音の区別は厳しいように感じた。

 

以下写真

 

 

 

なんかすごい部屋に通された