今もいつかは思い出に

統合失調症の30代女性が楽しくお送りする日常ブログ

【読了】縞田理理「僕たちは同じひとつの夢を見る」

 同じ作者の「雨の日にはラノンが視える」で感じた、「異世界と隣り合うことのワクワク感」は健在で流石、という感じだった。

 

ただ、舞台であるつくばの描写がやたらリアルで、あの土地の胡散臭さや距離感が真に迫って、住んでいた時のことが鮮やかに思い出してしまって、読んでいて辛かった。