今もいつかは思い出に

統合失調症の30代女性が楽しくお送りする日常ブログ

統合失調症がほけんの窓口に行ったら、土方歳三の女に救われた話2/n 〜海外旅行保険と医療保険に入ったぞ編〜

お疲れ様です、お元気ですか?

さて、今回は少し前に、ほけんの窓口に行ったエピソードの第二回をお送りしたいと思います。

エレベータが階にいて中に入ると、男性スタッフが迎えてくださいました。

「本日はどのようなご用件ですか?」

海外旅行保険入りたいのですが、持病があって。。。っていうかすみません、予約とかしたほうが良かったですよね」

「いえいえ、今ちょうど手が空いているのでご案内します」

と、部屋の中まで案内される。

「ところで、こちらのお店はどのようにお知りになったのですか?」

「あ。。。上の階の眉サロンの帰りなんです、ちょっと行ってみようと思って」

と、アンケートのようなことを聞かれる。

その後、お水をいただき、窓口まで案内していただきました。

若めの女性。

「こんにちは、今日はよろしくお願いします」

「はい、担当させていただきます、⚪︎⚪︎です。よろしくお願いします。今日は海外旅行保険への加入をご希望ですか?」

「はい、そうです、ネットで調べたら、持病のある人は窓口に行ったほうがいいって欠いてあるのをみてきました」

ここのあたりのやりとりはもううろ覚えですし、私が精神だと言った記憶もあるようなないような、、、とにかく、海外旅行保険は持病があっても入れるとのこと。

軽く雑談を挟みながら手続きをしていただく。

広告を打っていない会社ほどリーズナブルという説明を聞き、無事加入。

 

ここで、万が一の際に必要になる書類の印刷を待ちながら、あることを考えていました。というのも、Twitterのオタクアカウントで、ADHDの相互さんと医療保険についてdmしていて、精神科に通い続けなければいけない人間でも入れる保険についての情報をもらっており、その加入についても考えていました。

担当の人が本当に感じがよく、好感を抱いていたので思い切って聞いてみることに・

 

「お待たせしました〜!・・・他に何か気になることとかありますか?」

「うーん、、、実を言うと、ちょっと気になっている医療保険があって」

「さようですか!ご案内できますよ!」

「ありがとうございます。私、精神科に通っていて、あの、その、『統合失調症』って病気なんですけど、なんかそれでも入れる保険があるって聞いて。。。」(ビクビク)

「少々お待ちください、『引き受け緩和』ですね」

この女性、めちゃくちゃ仕事ができる。

「お待たせしました!うーん、明治安⚪︎生命みたいな大手って引き受け緩和やってないので、マイナーな会社になっちゃうんですけど、パンフレットをご用意しました」

「ありがとうございます!あ〜!一件だけ入れる!!!!」

「???」

「こっちの方は統合失調症なら即アウトなんですが、FWDさんは入院歴なければOKですって!」

私、もう泣きそうTT

というのも、母が乳がんを患っており、抗がん剤治療や乳房切除で苦しんでいたので、できることなら医療保険に入りたいと思っていたのです。

引き続きお茶をいただきつつ、説明を聞き、加入することに。

また、審査があり、再度来店する必要があるとのことで、一旦お店をでました。

 

あ〜〜〜〜〜〜〜安心した!!!!!(TT)

スタッフの方がみなさん感じよく、特に担当してくださった女性が私が統合失調症だと知っても顔色ひとつ変えずに接してくださったのが、本当にありがたかったです!!!

 

次回、統合失調症がほけんの窓口に行ったら、土方歳三の女に救われた話3/n 〜海外旅行から帰ってきたオタクメンヘラ。個人年金、入っちゃう?編〜

女魔術師の部屋の姿見を買ったぞ #自問自答ファッション

お疲れ様です、こんにちは。

日中の寒暖差がひどくて参ってしまいますね。

まだまだ冬の制服が手放せません。

 

冬の制服の記事

0110.hatenablog.jp

 

自問自答ファッションに出会ってから、「自分のなりたいものになっていいんだ」っていうマインドが育ちつつあります。すばらしい!!パチパチ!

さて、自問自答ファッションのnoteを読んでいたところ、姿見に関する記事を読みました。

 

https://note.com/jimon_jitou/n/n5a9ebe435628

(サムネイルが出なくて遺憾の意。めちゃオモローなので読んで欲しい)

 

これは・・・!姿見を新しくせねば・・・!と衝動に駆られ、インターネットの海をざぷざぷ泳いでいたのですが、なかなか良いのが見当たらず・・・!

そこでふらっと訪れた近所の古道具屋でなんと!イタリア製だという素敵な姿見を発見・・・!何度かお店の人とお話をし、2ヶ月後に購入しました。

 

早速お目見え!!じゃーん!!!

(流石に個人情報の顔と、カーペットが汚いので隠しつつ・・・あと体型のシルエットがモデルさんと大違いですね!!!笑 今ジム通いしてます。笑)

左側はまだまだJJG(自問自答ガール)としての修行が足りず、まだ減らしきれていない服達と、右側は本棚兼メイク場所。

ペンギンと思しきぬいぐるみは弟子のペン之介です。笑

スカーフを巻いてみました。

今後はこの鏡を中心に、メイク場所は鏡台を置いたり、本はきちんとリビングへ持って行ったりしたいですね。

(余談ですが、部屋は団地の1LDKに住んでいます。古いけど清潔でリーズナブルで最高です。民間の不動産屋では私が精神障害者とバレると入居させてもらえないので(f*ck)団地しか勝たん。あと、寝室があることで、外からの音が聞こえなくなり、ワンルームの頃からだいぶ安眠できるようになりました。)

 

そんな感じですかね。

Attendre et espérer!

【2024年1月月報】ファッション・美容編〜冬の制服など

お疲れ様です、お元気ですか?

1月もついに月末になりました。

そこで、あきやあさみさんの自問自答ファッションという活動にハマっている自分としては、ファッションや美容の記録を取っておこうと思い立ち、今回記事を書きました。

教室も今年の5月に参加予定なのですが、すごく楽しみにしています。

(ちなみに私のコンセプトは『自由で放埒で、しかし己のルールだけは裏切らない、和みをもたらす女魔術師』です笑)

 

【最近の制服】

UNFILOのジョグ暖パンに金ボタンニットトップスを着ています。

crosset.onward.co.jp

自問自答ファッションというものに出会ったのが2023年の初夏で、夏中ずっと大量の服の見直しをしていた折、新宿でポップアップイベントがあったのでジョグパンを試着したところ大変よろしい〜〜〜!!!HPを見ていただければわかりますが、着やすさとフォーマル感が絶妙にバランスをとっていて最高!!!ありがとう、と言いたい。

ただ、裏地にボアがついた秋冬用のものを買って、しょっちゅう洗濯などしていたら、股下がずり下がるようになってしまったのでここは要検討。

 

靴はコンバースで出た、モカシンの硬いローファーを分厚い靴下(後述)でなんとか履きこなしたものの、数ヶ月で皮が伸び切った。。。のか?よくわからないけれど、足に合わなくなってしまったし、上記のパンツをパンプスに合わせたい気持ちがあり、靴は今後要検討ですわね。。。

 

 

 

 

https://converse.co.jp/collections/shoes/products/38001510

 

 

 

【今後の課題】

・・・それは靴下。

今は2年前にAmazonで買ったこちらを履いており、日中は寒さ知らずでいるのですが、厚手なのでなかなか合う靴を探しにくく、靴下の方の見直しをしようと思っています。

 

【今後購入を検討しているもの】

ついに見つけた!自己紹介バッグ!!!

譲れない点はA4が入る大きさとコンセプト(上記)の女魔術師に合うかどうか!以前通販で間違ってメンズの方を買ってしまい、持ち手が短く、肩掛けベルトが体に合わなくて一時期「これじゃないのかも。。。」と思っていたのだが、最近になってレディースで持ちやすそうな形を発見!!これは試着マストですわ!!!

 

そんな感じでファッション編<完>!

美容編はまた次回!Attendre et espérer!

20240107最近の診察とか

お疲れ様です、お元気ですか?

ここ最近のメンタルクリニックでの主治医とのやりとりについて記録しておこうと思います。

前提として、処分しようと思って読んだ何年か前の医療関係者向けの論文雑誌にあった、「統合失調症の患者は頭が悪い」というような記述が気になってしまい、主治医に

「私って知能的に劣ってる、みたいなことってありますか?」と聞いたところ、

「全然www僕より頭がいいぐらい。診察の時に聞いてくる質問とかでそう感じる」とのことでめちゃくちゃ嬉しかったです。

ただ、この主治医のおかげで発症当時から認知能力がだいぶ回復してきた実感があるので、その次の診察の時にそう伝えたところ、「君の持っていた、持ち前の頭の回転の速さとか記憶力の影響が大きい。母親の呪縛は気になってたからそこはサポートした」とのことで、本当に嬉しかったです。

先日は、「年末は勉強をしてしまい、自分としては無理のない範囲だったが、結果として体調を崩してしまった。『無理している』と『無理でない』を感じるサインなどはありますか?」と聞いたところ、「それは自分で色々やってみないとわからない。体調を崩しても、その都度学習していくしかない」とのことでした。難しいです。

 

最近PMDDサインバルタ40mgを処方されているのですが、別途婦人科で処方されているフリウェルと合わせてとてもいい感じで作用してくれています。

この40mgに関してもよく主治医と相談して長い時間かけて調整したものなので、ベストな用量がわかって大変安心しています。これも自分の心身のコントロールに直結することなので、自由な感じを覚えています。

 

人生、拡張していきましょう。

それでは。

 

(私は青春時代をインターネットとともに過ごした人間なので、今後は以下の顔文字を使います。)

主治医:(´・ω・`)

私:(`・ω・´)

 

カッとばせ2024

お疲れ様です、お元気ですか?

年末はコミケに参加、無事事件簿のアニメータの方の同人をゲットできたのでヨシ!でした。

年始は風邪をひいてしまい、ずっと寝込んでいました。咳と発熱があったものの、4日で平熱に。コロナやインフルでなくて良かったです。

年末は少し英語の勉強とついに!Pythonの勉強を始めることができました!ぱちぱち!ただこれが体調悪化の原因になっていたら、もう本当にどうしようもないというか、、、私としては対して頑張ったりも無理したりしているレベルでも全然ないので、これで体調悪くなるようだったら今後何もできなくなってしまうというか、、、主治医に今度「無理でない」と「無理をしている」のボーダーのサインを聞いてこようと思います。

 

 

 

さて、2024年の抱負です。

まずは体調。ストレスで呼吸が浅いので筋肉がつきにくいとのことで、ストレッチなどをして体の可動域を増やすことから始めてみたい。あとは高層階にある部屋までも階段で登るなどもしたいですね。

私の体のコントロールが自由に利かないのは、統合失調症という病気そのものせいというよりかは、幼少期から食物アレルギーで食べたくないものを食べざるを得なかったり、親の影響が大きいところだと思っているので、今カウンセリングにかかっています。「心身の自由を取り戻すことをゴールにしたい」と伝えており、長期戦で挑むつもりですが、第一回目ですでに「母親の存在」を指摘されてびっくりしました。また、女の上司にハラスメントを受けやすいのが悩みだったのですが、それに対しても解決策が見つかりそうで今後が楽しみです。

 

2024年、嫌なことはポップに消費、楽しいことはムシャりと消化して血肉にしていきたいですね。

Harrod's のPenhaligon's にBespokeに行った話

お疲れ様です、お元気ですか?

今年のゴールデンウィークに、ロンドンに1泊3日の弾丸旅行で行ってまいりました!

その時の旅行保険に入った話はおいおいするとして、一番印象に残っている、ハロッズの最上階で行われているという、香水のオーダーメイドの話をしたいと思います。

その時のロンドン訪問の目的は、事件簿アニメの聖地巡礼をして、エルメロイII世の住んでいるという、ドルイドストリード近辺や、アニメに出てきたカフェなどにいきたかったのと、事件簿アニメ制作当時、工事中で見られなかったという、ビッグベンを背景に、彼のでかいアクリルスタンドを握りしめて、写真を撮ることでした。

概ね達成できたのですが、唯一敗北感があるのが、ここのハロッズのビスポーク。

ハロッズの6階はほとんど人がおらず、来てもすぐ引き返すような雰囲気でした。

そんな中、極東から参った小娘の突撃!

 

 

1階のコスメコーナーで友人へのお土産を買った時に、店員さんに

「自分へのお土産は買わないの?」と聞かれたので、

「6階で買おうと思っているんです」と答えたところ、WOOOOOOW!!!という、ただならぬリアクションに、最初違和感を覚えたのですが、とにかく突撃してみました。

推しブランドであるところの、ペンハリガンのブース(というか小部屋)には、一人の布を被った女性がいました。

「すみません、こちらで香水のオーダーメイドをお願いしたいのですが」と言ったところ、「ごめんなさい、担当のものがお昼で席を外しています。あと1時間待っていただけますか?」と言われたところ、外にいたスーツのスタッフさんが「中のソファで待って貰えばいいじゃないか」とフォローに入っていただく!

しかし、その女性は少しためらった表情だったので、私は「わかりました、また来ます」と言って、ハロッズの下の階をうろうろすることに。

そこで偶然、下の方で6階への行き方を聞いた店員さんが「6階はどうだった?」と声をかけてくれました。(離れていたのによくわかったな。。。)

私は「無事着けました。担当者を待つために下の方で色々みようと思ってます」と返したところ、彼は複雑そうな表情で「頑張ってね、それから楽しんでね」と言ってくれました。

さて、1時間後。

再び6階に赴くと、なんと、長身のブロンドの気怠げな爆美女がいるではないか!

日本で習う、一般的な英語の初対面の挨拶をした後が問題でした。

どのようなものにしますか?という彼女の質問に対して、「リリーオブザバレーみたいなのが好きで...」と言ったところで遮られ、

それは今は在庫切れだけど、いずれ復旧するから、それが好きならそれを買って

と言われた!

私はそれから、「それをもっと大人向けにアップデートしてほしい」というようなことを言いたかったのですが、完全に爆美女のペースに飲み込まれてしまいました。

その流れで、渋々と言った感じで、bespokeで使うという香水のムエットを渡され、

「ここのは香りが強いの。ムエットになんて書いてある?『ペンハリガン』、それが私たちのブランド」

と言われたではないか!ただ圧倒される小娘こと私!脳内には大逆転裁判夏目漱石さんが、謎ポーズで「大!英!帝!国!」と踊っているのが再生された。

私は、はー、なんかしらんが断られてるっぽい、とようやく気づき、最初に案内してくれた女性おすすめのコンスタンスを購入、ありがとうございました、と言って6階のフロアを後にしました。

 

これは後で知ったのですが、一般的にビスポークと名のつくオーダーメイドは一回あたり100万とかするそうで(苦笑)、まあ、断られ方が鮮やかだったわ〜!!!!と、割とポジティブな感じで捉えています。

 

コロナもだいぶ落ち着いていますし、これからロンドンに行く方は、ハロッズの6階、覗くだけでも楽しいのではないでしょうか??^^

 

余談:高校1年の時に、学校でイギリスに語学研修を受ける機会があり、ホームステイなどさせてもらったのですが、もう当時から母からの当たりが強くなってきており、脳がおかしくなっていたようで、自由に喋ることができなかったのが今になって悔しくなってきたので、今回は後悔しないよう、たくさん英語喋った。冠詞は誤魔化しても気づかれないけど、lとrの発音の区別は厳しいように感じた。

 

以下写真

 

 

 

なんかすごい部屋に通された

統合失調症がほけんの窓口に行ったら、土方歳三の女に救われた話1/n 〜保険会社の差別編〜

お疲れ様です、こんにちは。

久しぶりの更新になります。今後は更新頻度をガンガン上げていきたい。

さて、今回は統合失調症の当事者である私が、都内某所のほけんの窓口に行った時の顛末をお話ししたいと思います。

時は遡り、4月の下旬。私はGWにロンドンへ行こうと試みていました。

父親から、「海外へ行くなら保険にも入っておけよ」というアドバイスを聞き、いろいろ調べた所、持病があっても入れる海外旅行保険は実際に窓口に行かないとわからない、という結果が出ました。

保険......そう、それは苦い思い出。

当時はオープンで入社していた、幕張の外資系の会社に通っていた時、昼休憩になると食堂の前を某保険会社の勧誘員が大挙して押し寄せ、我々社員を品定めし適当な人間に声をかける、ということが行われていました。

私も40代くらいの女性の勧誘員に声をかけられたのですが、「すみません、精神科に行っているので」と答えると、「あ、じゃあいいです」とぞんざいな扱いをされたのが頭にきて、「それって差別ですよね」と言いながらオフィス棟に入ると、彼女は私に顔を近づけ、「そうだよね〜〜〜〜そうだよね〜〜〜〜笑」と笑いながら言い、私が完全にその場から去ると、「くぇrちゅいおp@あsdfghjkl;;;;;;:!!!!!!!!!!」とよくわからない言葉を叫びながら、彼女は入れないガラスのドアを何度も叩いていました。いきなり逆ギレして大声を出し、暴力を振るう女。入院している同胞たちよりよっぽど危険です。

 

本当に不愉快な出来事だったので、上司に報告をしたのですが、「彼女たちはお客様だから」の一点張りで何も対応をしてくれませんでした。当時の上司が、いかに障害者に対して何も配慮をしていないかがよくわかります。

 

そんな嫌な思い出のある「保険」、いやだな、と思いつつ、通っている眉サロンの同じビルに「ほけんの窓口」があるではないか!ええい、ままよ、と眉サロンの帰り道に窓口のフロアのボタンを押す!また差別を受けてしまうのか!?

れいとうの運命やいかに!?

 

次回、

統合失調症がほけんの窓口に行ったら、土方歳三の女に救われた話2/n 〜海外旅行保険に入るぞ編〜